北海道札幌市の整理収納アドバイザー「札幌 片づけ BZ(ビーゼット)」

記 事

[整理収納] 札幌 片づけ BZ(ビーゼット) > コラム > 整理収納 > 【整理収納】見た目良く、使い勝手も良いキッチンを実現するには?

【整理収納】見た目良く、使い勝手も良いキッチンを実現するには?

2021.07.17

見た目良く、使い勝手も良い収納を実現するには?

キッチンを見た目良く、使いやすく収納

収納は見た目を重視する方も多いと思います。
ただ、見た目を重要視し過ぎて、使いやすさが後回しになってしまう場合があります。
一方で、使いやすさを重要視と言って、なんでも台の上に置く、なんでも吊るす、なんでもマグネットで貼るといったことを行い、見た目が雑多になってしまう場合もあります。

見た目も良く、使い勝手も良い収納が理想です。
一見相反する要望のような気もしますが、実はそうではありません。
収納の中のモノの置き方を適正にすることで、見た目と使いやすさを両立できます。
では、どんな風に両立させるのかを述べてまいります。

腰高の位置に台がある収納の場合

キッチンボード、カウンターやチェストなど、腰高の「台」がある収納用品がいろいろあります。
その「台」に、いろいろなモノを置いてしまうと雑多になってしまいます。
ごちゃついた見た目にならないようにするには、置くモノ、あるいは個数を決めます。
ごちゃごちゃにならないために「頭打ち」を決めてしまう。これが大事です。

キッチンボードなら、「コーヒーメーカーと炊飯器だけ」と言った具合です。
それ以上は絶対にモノを置かないと決めて、キープします。

しかし、コーヒーメーカーを使うには、コーヒー豆もフィルターも必要です。
すぐ横に、コーヒーの豆やフィルターも置きたくなると思います。
コーヒーメーカーの隣にそういう付属のモノをズラズラ並べ出すと、とたんにゴチャ付きの原因になります。
豆をひとつ置いたら、他の種類の豆も起きたくなるし、砂糖も置きたくなるかもしれません。
そうやってなんでも置き始めると、台の上は無限にモノが増えていきます。
キッチンボードを見た目良く使いたいと思ったら、決めた以上のモノを置かないようにします。

では細かいモノはどうすればいいか?
それは、かんたんなことです。コーヒーメーカーにすぐそばに収納すれば良いのです。
コーヒーメーカーを置いてある台のすぐ上かすぐ下には、棚か引き出しがあると思います。
その中にコーヒーに関係する、フィルターや砂糖、あるいはスプーンなどの細かいモノを収納します。
そうすれば、コーヒーを淹れたくなった時、そこに立てば動かずに作業を完結できます。

コーヒーメーカーのすぐそばの引き出しには何が入っていますか?
しばらく使っていないモノが詰め込まれていたら見直しです。

コンロ周りに吊るす場合

キッチンツール

コンロ周りについても同じことが言えます。
おたまなどのキッチンツールを吊るしておけば、調理中にサッと取り出せるので便利です。
しかし、これも便利だからと言ってなんでもかんでも片っ端から吊るしてしまうと、見た目が雑多になります。
「毎日必ず使うモノだけ吊るす」と決めて、そうじゃないモノはコンロ下や調理台の引き出しなどに収納します。
数は、その人の感覚にもよりますが、もしも今ごちゃついているなと感じるなら、まずは少ない数、3つか4つくらいを厳選してみると思います。

また、コンロ周りは油汚れが付きやすいです。吊るしたまま数か月も放置していたら、油もホコリも蓄積します。見た目も非常に悪いです。
衛生面から考えても、吊るすのは毎日使うものだけに厳選します。
このように使用頻度に合わせた収納は、見た目にも使いやすさにとっても非常に重要です。

マグネットで貼る場合

冷蔵庫マグネット

これも同じです。便利だからと言って冷蔵庫などになんでもペタペタ貼ると、とたんに生活感が増します。
数を決める。扉には貼らす側面だけにする。マグネットの種類や色を統一する。など限定します。
マグネットで貼りたいモノはよく使うモノか?メモなどなら本当に貼る必要があるか?など、なるべく貼らないことを前提にします。

収納の中に普段あまり使わないモノが押し込まれている現象

キッチンボードの中やシンク周りの収納に、最後にいつ使ったか覚えていないようなタッパー、年に一度出番があるかどうかの重箱、いつか使うかもしれないと保管してある食器・・
そういったモノがぎゅうぎゅうに押し込まれているという現象がよくあります。
そうすると普段よく使うモノがあふれてしまいます。
結果、台の上にズラズラと並べるということが起こってしまいます。

見えるところの数は限定する。そしてその近くの収納に付属の雑貨を収める。必然的にあまり使わないモノは追い出される。
追い出されたモノ(=使用頻度の低いモノ、あるいは使っていないモノ)は整理の対象です。高い場所や奥などの取り出しにくいところに収納する、あるいは処分ということになります。

まとめ

見た目よく使いやすい収納を実現するには、

・見えるところは、置くモノの数を厳選する
・付随して使う細かいモノはスラスラと並べずに、近くの棚や引き出しに収める
・棚や引き出しには付随するモノを収めるので、使用頻度の低いモノをぎゅうぎゅうに詰め込む使い方はしない

ぜひ実践してみてください。


カテゴリ

講座開催情報

アメブロ

最近の記事

整理収納サービスのご予約

  • 札幌の整理収納サービス予約

講座受講のお申し込み

講座種別や開催日により、お申し込みページが異なります。
  • 講座受講のお申し込み