整理収納に正解不正解はないといつもお伝えしております。
人によって、モノの持ち方・使い方はそれぞれで異なります。
その人にとって、
それが使いやすいか?
その空間が快適か?
そこにいて気持ちが良いか?
その際、モノが多いとそれだけ管理の手間がかかります。
モノを持つことに決まりはありません。
自分にとって合った種類や数を知ることが大切です。
数は少ないほうが手間がかからないというのは物理的な事実です。
だからといって、やみくもに捨てるのはおすすめしません。
必要なモノまで捨ててしまって後で困ることがあります。
4人家族なのにタオルが1枚しかなかったら、きっと足りないはずです。
また、人によっては捨て過ぎて「ロス状態」に陥ることもあります。
その反動で買い過ぎてしまうこともあります。
ダイエットで激しい食事制限をして、解禁後ドカ食いをしてしまうようなものです。
いいことはありません。
開始する前より増えてしまいます。
大量に増やして、また大量に減らす。
不毛なループになってしまいます。
持つ・持たない
捨てる・捨てない
どうするかは、モノひとつひとつをしっかり見極めていくことが大切です。
「そのモノのことをどれだけ熱く語れるか?」
というのも基準で考えるのも良いと聞いたことがあります。確かにそうだ!
どういう経緯で欲しいという気持ちに至ったか?
どれだけ苦労して手に入れたのか?
どんな風に自分の役に立っているか?
こんな基準で考えてみてはいかがでしょうか。
モノを見極めることができて、モノの見方も深まると思います。