ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの映画に「ツーリスト」という作品があります。
ずいぶん前の作品で、映画の評価としてはそれほど良くはなかったように思います。
確かにあまり内容は覚えていなくて、どちらかというとベネチアの街並みや主演2人のビジュアルばかりが際立っているような印象。
しかし、それ以外のことで私が強く印象に残っている点が2つあります。
①「女は質問が嫌いよ」というアンジェリーナ・ジョリーのセリフ
②「ツーリスト」にも関わらず、アンジェリーナ・ジョリーの荷物は小さな、ほんとに小さなバッグ1つ。
これについてちょっと考察。
「女は質問が嫌い」
これは当時ニヤニヤしながら観たのを覚えています。
まぁ、男女に限らずなんですけど、質問は一言で済むけど、それに答えるのは膨大なセンテンスが必要ということがありますよね。
例えば「あなたはどんな人?」これ、訊くのは一言なんですけど、その質問に対して真摯に答えるとなると・・萎える(笑)
映画の中では
「食事はどう?」は質問なのでNG
「食事に行こう」では命令的でこれもNG
「食事に行くけどぜひご一緒に」がOK
なんですと(笑)
小さなバッグ1つで「ツーリスト」
作中ではセカンドバッグみたいなのを持ってました。大きさでいうと長財布をひと回り大きくした程度のもの。
そのバッグの中には何を入れられるのでしょう・・
恐らくは口紅1本くらいではないでしょうか。あとプラチナとかブラックのカード1枚なんでしょうね。
これには激しく憧れました!
旅行するのに小さなバッグ1つ・・
これ、お金に糸目を付けなければできちゃうんでしょうねぇ
着替えや化粧品は現地調達して、使い終わった物は自宅に送るかあるいは処分?
支払いは全て限度額のないカードで済ませる。
この映画を観てから旅行の時は荷物を減らそうと改めて決意したものですが、現実にはそれとは程遠く。
荷物が少ないとしても、アンジェリーナ・ジョリーのそれとは少なさの種類が違う(笑)
あ、映画の中での旅行の荷物ということでは、
タイタニックの冒頭のシーンでおばあさんになったローズが大荷物で船に乗り込んだのも印象的でした(笑)