フリマサイトの発送方法は、
・ゆうパック 100サイズまで
・クロネコヤマト 200サイズまで
と、大きさに上限があります。
家具などの大型の荷物の場合は別の発送方法
・おまかせ配送便(PayPayフリマ)
・梱包・発送たのメル便(メルカリ)
を使います。
どちらもヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」のサービスを使います。
一般の利用と比べて、手続きの仕方や送料がかなり異なります。
とても便利でオトクだったので、これを使わない手はないと思いました。
PayPayフリマもメルカリも扱いはだいたい同じだと思いますが、今回は私が実際に利用したPayPayフリマのおまかせ配送便をご紹介します。
(2022年2月現在の情報です)
サイズは縦横高さの合計です。
80サイズまで1700円で、450㎝までで33000円。
450㎝はたいていの家具を送ることができます。
品物として使用している状態のサイズを計測します。(分解後の梱包サイズではない)
例えば、幅が100㎝で高さが70㎝、奥行きが60㎝のデスクなら、3辺の合計は230㎝。
250㎝までの料金は8600円です。
全国一律料金なのが非常にありがたい。
私は北海道なので、配送の料金は高額になりがちです。通常の料金よりかなり安いです。
離島など一部対象外の地域、または、お取り扱いできない荷物もあります。
詳しくはヤマトさんのサイトで確認すると良いです。
また、おまかせ配送は、1取引きにつき1個口の配送です。
なので、テーブルとイスなどの場合は、それぞれ1個ずつ出品する必要があります。
家の中まで来てくれて、その場で梱包してくれます。
今回、私が利用した時は2名で来てくれて、新品のプチプチも持ってきてくれて丁寧に梱包してくれました。
さらにそれを蛇腹布(引っ越しの時に使うキルティング素材のカバーみたいなやつ)に包んで荷積みしていました。
お話によるとさらに箱に入れて陸送するそうです。
送料は売上代金から差し引かれますので、集荷やお届け時には支払いしません。
ここが一般の家財宅急便と異なるところです。家財宅急便は元払いのみで現金払いです。
ただ、分解や組み立てのサービスを利用する場合はオプションなので、その都度現金で支払います。
ここが注意するところです。
お届け先で組み立てサービスを利用する場合は、その場で現金で支払ってもらう旨を予め伝えておかなければなりません。
なお、自分で組み立てる場合はオプションの支払いはありませんので、組み立ての有無を出品時にしっかり記載しておく必要があります。
私はここに気が付かず、一旦集荷をキャンセルしてもらって、購入者様に確認してから再度集荷に来ていただきました。
購入者様にも配送業者さんにもご迷惑をおかけしてしまいました。
匿名発送なので、お互いの住所も名前も知らせません。
出品者が集荷の日時、購入者が配達の日時を各自で設定します。
これがすごく便利です。
出品者側・・
決済完了の翌々日以降から集荷日時の設定をできます。
集荷の枠は午前・午後・夜間など3~4区分です。
設定が終わったら、あとは取りに来てくれるのを待つだけです。
集荷直前に「あと20分くらいで到着します」とお電話でお知らせしてくれました。
購入者側・・
出品者の集荷の日時が完了したら、それに連動して、購入者が受け取る日時を設定できるようになります。
地域によってかかる日数が変わります。北海道から本州までは最短でも5日ほどかかるようです。
お話によると、1メートルを超える大型品の場合はさらに日数がかかる傾向だとか。
恐らく配達時も連絡をくれるのではないでしょうか。
システム上、枠以外の選択はできない仕組みになっていますので、取引連絡で相談するなどの手間を省くことができます。
これは非常にわかりやすいし、連絡ミスや勘違いや食い違いを防ぐことができて便利な仕組みだと思いました。
なんらかの問題で集荷ができなかった時は取引そのものがキャンセルになります。
やり直す時はもう一度出品から始めることになります。
急ぎなどの場合は、出品中に購入希望の方と質問欄で打ち合せをするほうがスムーズです。
入金などのシステムは通常の取引と同じです。
まずはフリマサイトで出品してみたり、ジモティーなどに掲載するなど、使ってくれる人がいないか探してみてはいかがでしょうか。
それを欲しがっている人がいるかもしれません。