不要品の整理はモノだけではありません。
使用していない銀行口座も解約したほうが管理の手間が減ります。
今回、口座の解約をインターネット上で簡単に行うことができましたのでご紹介します。
口座を作ったのは15年ほど前です。ヤフオクの入金のためでした。
当時のヤフオクの取引は、連絡は双方のメールアドレス、支払いは主に銀行振込で行っておりました。
そのあと、取引ナビやかんたん決済などのサービスが始まり、メールアドレスや口座番号を知らせなくても取引ができる現在のスタイルになっております。
支払いの時、他行からの振り込みだと手数料がかかりますので、なるべく便利に送金していただけるよう、いろんな銀行の口座を開設しました。
インターネットバンキングの登録手続きも行い、自宅で入金確認をできるようにしました。
ジャパンネット銀行(今のPayPay銀行)、イーバンク(今の楽天銀行)を開設したのもこの時期です。
店舗を持たないインターネット銀行は手数料が安いなどのメリットはありますが、やはり給与振込などのメインバンクは都市銀行を利用している人が多いようで、ヤフオクのお取引も三菱UFJ銀行を利用する人は多かったようです。
それまで持っていた銀行口座は地元の地銀かゆうちょ銀行だけだったので、都市銀行の口座を開設したのがちょっと嬉しかったのを覚えています。
しかし、ヤフオクの取引はかんたん決済が導入されて、やがて手数料も無料になり、今は全ての取引がかんたん決済のみになりました。
それに伴い、この口座はほとんど使わなくなったのです。
ヤフオクに使わなくなってもたまにネットショッピングなどの支払いに利用することがありました。
しかし、使用頻度としては年に1回あるかないかで、最後に使ったのは2016年でした。それからずっと放置したままだったのです。
口座に関わるモノとしては通帳とキャッシュカードくらいとはいえ、暗証番号やインターネットバンキングのログインパスワードなどを管理する手間を考えて今回解約の検討を行いました。
銀行の窓口に行くとなると、札幌には支店が一店舗しかないので非常に面倒です。
公式サイトで解約方法を調べてみると、「かんたん手続アプリ」というアプリで解約できるようです。
それなら自宅にいながら手続きができるので非常に便利です。
店舗窓口必須という銀行もありましたので、どこでも行っているサービスではないようです。ありがたいですね。
なお、給与振込に使用していたり、屋号で開設している口座などはアプリでの解約はできないようです。
アプリはすぐにダウンロードできましたが、解約の受付時間は8:00~18:50とのこと。
ダウンロードしたのは時間外だったので翌日に行いました。
本人確認やキャッシュカードの暗証番号の入力がありますが、そういうのがわかっていれば拍子抜けするくらいあっという間です。
メールアドレスを入力すると、手続きが完了したという通知がきます。
口座残高は、普通預金は600円以下、定期預金口座は0円にする必要があるようです。
私の口座には数百円の残高がありましたが、600円以下だったので、その場合はユネスコに寄付できるそうです。
自分の口座に送金することも可能でしたが、振込手数料が154円かかりますし、めんどうなのでやめました。
インターネットバンキングなどのサービスを利用している場合は同時に解除になります。
キャッシュカードも使えなくなりますので、破棄処分します。
昔に比べて今は犯罪や不正防止の観点から、新規の口座開設はしにくくなっているそうです。
給与振込などがない場合は断られることもあるのだとか。
そういったことを考えると、無理に解約せずに休眠にしておくのも方法のひとつかもしれません。
しかし、やはりこれもモノの持ち方と同じで、多く持っていたらそれだけ管理に手間がかかります。
通帳はあるのにキャッシュカードが見当たらないとか暗証番号がどれがどれなのかわからなくなったりとか。
これらを踏まえたうえで自分が持っている口座をどうするか決めると良いと思います。