「がんばらない家事」
「〇〇をやめました」
「完璧を目指さない」
最近メディアなどでよく見かける言葉です。
きっちりやることを目指すのではなく、ユルくていいよねといった感じです。
そうですね。ムリは長続きしません。
なんでもサジ加減ですし、100点じゃなければ0点ということもないです。
そんな流れで、片づけに関しても
「少しくらい散らかっていてもOK♪」
という言葉も見かけます。
それも共感します。
ただ、ここでぜひ区別して考えてほしいのは、「散らかりの質」です。
同じ散らかっているでも、種類があります。
それは、「すぐに元に戻せる散らかりかどうか?」ということです。
使ったモノがあちこちに散乱しているけど、すぐにささっと元通りにできる状態なら良い散らかり方。
例えば、休みの日などに一日中家にいて散らかり放題になるとします。
そういう状態でも、モノそれぞれの置き場所がしっかり決まっているのですぐに戻せる。
また、戻しやすい収納方法になっていて、次使う時も出しやすくなっている。
これなら、ラクに負担なく戻せます。
反対に、あちこち散乱しているモノがいつ使ったのか、どこに戻すのかわからない宙ぶらりん状態なら問題がある散らかり方です。
すぐに戻すことができないとか、戻る場所がないとかだと、モノはいつまでも散らかったままです。
散らかった状態がリセットされなければ、だんだん散らかりが拡大していきます。
あるいは、とりあえず片づけなくちゃと言って、テキトーに空いているところに放り込む。
モノがどこかにしまい込まれて視界から消えれば、一見片づいたように感じるかもしれませんが、この状態だと次起こるのは探しものです。
常に完璧を保たねば、と思うとしんどいです。
だから散らかることがあってもOK。
モノの戻る場所をしっかり決めておけば、散らかったとしてもすぐに元に戻せます。
「良い散らかり方」になります。
私は1日中家にいる時はかなり散らかします。
パソコン作業をしていると周りにいろんなモノが散乱しています。
いわゆる、動かなくても手が届く半径1m以内にぐる~っとモノが並んでいる状態(笑)
しかし、出かける前とか寝る前など、区切りのタイミングでリセットします。
全てのモノの場所を決めて戻しやすくしていますので、1日散らかし放題にしても10分もあれば戻すことができます。
超がつくほどめんどうくさがりなので、出し入れに手間がかかるのは無理です。
なので、常時使うモノはすぐ出せる、すぐしまえる、これを意識しています。
ラクですよ。