特売などをしていたりすると、ツイ2つ3つと買っておく。
洗剤とか調味料とか。
「安いから買っておく」という理由の他に「なくなったら困るから」という気持ちの場合も多いようです。
しかし、ご家庭では、在庫は基本的に1つあれば事足ります。
その在庫を開封したら次の在庫を購入すれば良いのです。そうすれば常に在庫は1つ。
そこを安いから、なくなったら困るからと、いくつも買い込んでしまうと、置き場所を食ってしまいます。
使うのは遠い将来になりそうなモノがずっと収納場所を占拠してしまうのです。
なくなったら困るから、という理由には、
・病気などで買いに行けなくなったら困るから
・お客さんが大勢来たりなどで大量に消費するかもしれないから
など・・普段の暮らしではそうそう起こらない非日常のシーンを想定して、という場合が多いです。
でも、、でもね。
どうしても必要なら、今どきは24時間やってるお店もあります。
ネットスーパーやアマゾンなどで、家から一歩も出なくてもホボ全ての生活用品が揃えられます。
ですから、起こるかどうかもわからないことに備え過ぎるのはムダなことです。
置き場所がいっぱいになると探しにくくなります。
置き場所がなくなって違うところに「とりあえず置き」をしてしまうと、忘れてしまいます。
そしてまた新しい在庫を購入してしまうのです。
備えておく量を決めておくのは大切です。
自分にとっての適正なストック量。
週に何回買い物に行くのか?消費量はどのくらいなのか?
そういった条件に合わせたちょうど良い量を決めて、その置き場所を確保する。
お家の中にあるストック品、多過ぎやしませんか?
洗濯の洗剤、1つ買えば明日明後日にはなくなりません。
万が一なくなったとしても、洗剤がなくて命の危険に晒されることはありません。
1日や2日洗濯できなかったとしても、人生を左右する事態に陥ることはないと思います。
また、調味料などの食品は腐ることはなくても賞味期限があります。
開封しないままで期限が切れてしまったら、お金を捨てているのと同じです。
安かったから買ったはずなのに本末転倒ですよね。
私は以前に砂糖がなくなってしまうということがありました。
煮物をしていたので味付けに必要だったのですが、砂糖入れは空っぽ。
砂糖だけを買いに行くために、外出するのは非常にめんどうくさい。
どこかに砂糖もしくは代わりになるものはないかなーと思って探してみると、コーヒーに入れるスティックの砂糖がありました。
コーヒーに砂糖を入れて飲む習慣はないので、使わずに置いてあったものだったんですね。
それを代用して煮物は問題なく作れましたし、存在を忘れていたスティック砂糖の在庫も処分できました。
なければないで良いアイディアが生まれる場合もあります。
むやみに買い過ぎてモノに埋もれる暮らしをやめて、こざっぱりとさせませんか?