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オモカタ【第6話】おもちゃの指定席を決める

2021.05.18

前回のお話で、

 

・お気に入りのよく使う1軍の量(数)を決める

・おもちゃを1軍2軍に分ける

・1軍のおもちゃはグループごとに分ける

 

というお話をしました。

 

 

今回は1軍おもちゃの指定席を作るお話です。

お子さんが自分で片付けができるようになるしくみをつくるには、

おもちゃの【指定席】を決める!

これが重要です。

 

例えば「うさちゃんのおうちはこのカゴの中だよ」と、お子さんと一緒にうさぎのぬいぐるみの指定席を決めます。

指定席の場所はわかりやすく出し入れしやすいところにします。

 

極端な話、ぬいぐるみが1個しかなければ、お子さんが1~2歳のアンヨの頃から、うさちゃんをきちんとおうちに帰らせることができるようになります。

 

しかし、ぬいぐるみの他におもちゃがたくさんあってごちゃごちゃしていると、お子さんはわからなくなってしまいます。

モノがたくさんあるから、元に戻せなくなってしまうのです。

 

ですから、できるだけシンプルに、ここにしか戻せないという環境にします。

おもちゃは、お菓子の箱でもおうちにあるカゴでもなんでもいいので、同じグループのものがひとまとまりになるような入れ物にまとめます。

 

お片付けが身に付きやすいようになるために、出しやすく戻しやすい入れ方が望ましいです。

その箱なりカゴなりに、おもちゃの絵を描いて貼ってあげるとか写真を撮って貼るなど、目印を作って目で見てわかるようにします。

 

ポイントはそれ以外のおもちゃは入れないということです。

混ぜると混乱の元です。

 

それを収納しようと思う場所に仮置きして、お子さんにしばらく使ってみてもらいます。

根気良く「これはここだったよね」「これはどこだったかな」と繰り返せば、お子さんは必ず覚えます。とにかく繰り返します。

 

ちなみにこの繰り返し作戦は算数にも使えます。

「10の組み合わせは?」「1と何?」「3と何?」「8と何?」とゲーム感覚で何度も何度もしつこいくらい繰り返します。すると繰り上がりと繰り下がりの計算で躓きません。

 

楽しくやればお子さんは面白がってもっとやろうとします。子どもって楽しければ同じことを何回もやりたがりますよね。

 

おもちゃの話に戻りますが、おもちゃの指定席をわかりやすくシンプルに決める。とにかくシンプルに。

そして指定席にわかりやすく目印をして、そこに戻すことを何度も伝える。

 

そのためにはおもちゃがたくさんあるとどうしてもジャマをしてしまいますので、数は少ない方が成功しやすいのです。

 

決して、叱らず、「片付けなさい」とも言わず、ゲーム感覚で楽しくやります。

そしてできた時には思いっきり褒めます。これでもかっていうくらい褒めます。

するとお子さんはもっと褒めてほしくなるのでさらに覚えていきます。

元に戻すことができるようになって、それを褒められると、お子さんはお片付けが楽しい遊びの延長になります。

 

おもちゃの置き場所に関してですが、今お子さんのおもちゃはどこにありますか?

リビングですか?子供部屋ですか?ごちゃ混ぜですか?

今後置こうと思っている場所はどこですか?

 

これはお子さんがおもちゃを使って遊ぶ場所はどこなのかによって1ヶ所に決めれば良いと思います。

年齢が小さければリビングで遊ぶ場合が多いのではないでしょうか?

だったら思い切っておもちゃは全部リビングにまとめましょう。

あちこち分散していると結局散らかる原因になってしまいます。


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