「捨てられないんだよね~」が口癖になっていませんか?
モノは少ない方が良いのか?
多いか少ないかどっちが正しいか?
これは一概には言えません。
ただ、モノは少ない方が管理の手間がかからずに済みます。
これは物理的に見た事実です。
手間がかからないということはラクです。
効率的であるとも言えます。
また、
管理がラクなほうがいい人もいる。
ラクじゃなくてもたくさん持っていたいという人もいる。
それから、
管理に手間をじっくりかけられる人もいる。
管理に手間をかけられない人もいる。
だから、モノの持ち方に正解不正解はありません。
「これ○○だから捨てられないのよね~」
ときどき耳にする言葉です。
○○の中には、
・高かったものだから
・思い出のものだから
・もらったものだから
いろいろあります。
その言葉の裏には
「本当は捨てたくない」
という気持ちがあるのではないかと感じる時があります。
「捨てられない」
「捨てたくない」
これらは別ものです。
捨てられない
本当は捨てたいけど何かしらの事情でそれができないという状態。
=お荷物的な厄介なモノ。
→なぜ捨てられないのかを考える。知る。
捨てられない理由は、意外と自分が勝手に思い込んで作った枷だったりする場合もあります。
捨てたくない
自分はそれを持っていたい、そのモノがあることで自分の気持ちが良い状態。
=自分にとって価値のあるモノ。
→それなら持つと決めてしっかり持つ。
そうすると、自分にとって持つ意義のあるモノになります。
捨てられないのか捨てたくないのか、区別しましょう。
この区別をすると、
その「モノ」が、
自分にとってどう存在しているのか?
これが見えてくるのではないかと思います。
私は、たとえガラクタでも、他から見て価値や意味のないモノでも、自分にとって何か拠り所があるモノであるのならば、それは自分にとっては価値のあるモノなので、持っていても良いと思いますし、実際そういうモノがあります。
どう持つか?
これが大事。
「捨てられないんだよね~」
と言って厄介がりながら憂鬱な気持ちで家の片隅に追いやっておくより、
「これは捨てないもの!」
と決めて置き場所を設ける方が建設的です。
「これ、捨てられないんだよね~」
というモノがあったり、それが口癖になっている場合はちょっと考えてみると良いと思います。
「捨てられない」と「捨てたくない」の区別をすると整理が進みます。
「捨てない」ことに言い訳をする必要はないんですよ。