「部屋を整理する」
「家を片付ける」
となると、まず収納道具を購入しようとする方が多いです。
「ここにこんな収納があればキレイに整理整頓できる」
と思ってしまうようです。それは違うんです。
収納道具に期待を抱いて購入し、家に届いて設置しモノを詰めていく。
大抵の場合、全部入りません。
そして入りきらなかったモノはどこか別な場所に保管します。
そんな状態で使い始めると、結局探しものが相変わらず続いてしまいます。
なぜうまくいかないのか?
それは、購入した収納道具と自分の持ち物が合ってないからです。
合っていないので、モノを使いやすく収めることができていないのです。
ですから、
「モノに合わせた収納道具を選ぶ」
ということがとても大切です。
どうしても人は「買い物が好き」という傾向が多いです。買いたがるのです。
雑誌やテレビで紹介されているのを見たり、お店で収納道具を開け閉めすると、
「これがあれば部屋がキレイに片付く」
と思ってしまうのです。
収納道具は魔法の道具ではない
収納道具がモノを使いやすくするのではなく、
モノの持ち方が使いやすさに繋がるのです。
使いやすい持ち方の手助けをするのが収納道具です。
ですから、収納道具を買う前に持ち物をしっかり整理することが大切です。
合っていない収納道具は、かえってモノの持ち方のジャマをしてしまいます。
「元々持っている収納道具を使い続けたい。」
「もう収納道具を買ってしまった。」
という場合はどうすればいいでしょうか?
収納道具や家具を購入するのはそれなりにお金がかかりますし、買い替えもしょっちゅうできるわけではないと思います。
その場合は収納道具に合わせて、モノの持ち方を考え、バランスを取っていくことが必要になってきます。
限られたスペースにモノを合わせ厳選していかなければならないのでより多くのエネルギーが必要です。
収納道具を購入するのは最後
もし、新規で収納道具を購入する予定のある方は、どうかモノをしっかり整理してから、使い方に合った収納道具を選んでほしいなと思います。
収納道具を購入するのは最後です。