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【整理収納】引越しをスムーズに 引越し前の整理が重要

2022.03.05

3月は引越しシーズン。
転勤、あるいは進学など、暮らしが大きく変わることが多い時期です。
引越しをして新しい土地に移る方も多いと思います。
引越し作業をスムーズに進めるポイントです。

引越しの達人はモノが少ない

転勤などで引越しを何度も経験している方は荷物が少ない人が多いです。
短期間だと、2年とか3年くらいで異動になることもあります。
下手すると、次回の引越しまでに結局一度も使わずに、荷造りと荷ほどきを繰り返している荷物も出てくるかもしれません。
使わないのに、毎回荷物をまとめて、また荷ほどきして・・となると、モノがたくさんあるのは大変です。
引越しの達人と言われるような何度も経験している人は、転居のたびにモノが減っていったとおっしゃる方も多いです。

引越し前にしっかり整理し不要品を処分

家にある全てのモノを移動させるわけですから、モノは少ないほうが手っ取り早くラクに進めていくことができます。
そのためには荷造りする前に、不要なモノを処分します。
「引越し先でじっくり片付けしながら処分していこう」と考えてしまうかもしれませんが、これはおすすめしません。
最終的に廃棄することになるかもしれないモノに、荷造りと荷ほどきの手間が二重にかかってしまうからです。
また、引っ越しした後はすぐに新生活が始まります。
毎日の生活に追われて「とりあえず詰め込んでおけ」となると散らかりの原因になります。最悪の場合、ダンボールに入ったまま何年も経過してしまうこともあります。

荷造りは使用頻度の低いモノから

引越しの前日に全ての荷物を一気に荷造りしようとすると、たいてい時間が足りなくなります。
時間に追われると、適当に突っ込んでしまい、引越し先ですぐに使いたいモノを探し回るハメになります。
そうすると引越しした先で荷物が散らかってしまい、片づけ作業がスムーズに進まなくなります。
また、時間に余裕を持たないと引越し前に不要品の処分もできなくなります。

引越しが決まったら、できるだけ早いうちから荷造りを開始します。
オフシーズンの衣類や、しばらく使う予定のないモノ、趣味のコレクションなど、使用頻度の低いモノから行います。
ダンボールに詰める時は、1個1個を満タンにしていくのではなく、多めに用意してジャンルごとに分けて詰めていきます。
「雑誌のハコ」「文房具のハコ」「CDのハコ」といった具合です。
特にモノが多い家や、散らかり気味の家は、モノがあちこちに点在している場合が多いです。
例えばCD1枚にしてもいろんなところからポロポロと出てきます。
箱をいくつか用意してカテゴリー別に箱詰めしていくと、引越し先ではすでに分類されている状態なのでラクです。

引越し直前の荷造りは

最後まで使うモノはたいてい引越しした先でもすぐに使うモノです。
引越しした先で使うシーンを想像しながら荷造りします。
食事なら、ごはんちゃわん・みそ汁のお椀・しゃもじ・おたまなど、食事の時に使う一番基本的な道具をまとめておきます。
洗面道具なら、歯ブラシセットやせっけん、あと引っ越しした日に使う1日分のタオルも一緒にしておくと良いです。
タオルは他にもたくさんあると思いますが、「その日に使う分だけ」を歯ブラシなどと一緒にしておくのがポイントです。
引越し先では掃除をしながら収納していく場合が多いので「すぐに使う掃除道具」もひとまとめにしておくと良いです。

ハコに中身と引越し先のどの部屋に置くかも明記しておく

「食器/台所」「衣類/クローゼット」「掃除道具/洗面所」
これをやっておいて、引越し業者の方に書いてある通りに運んでもらえば、後でダンボールを抱えて部屋間の移動をせずに済みます。
ダンボールに詰め込まれた荷物はかなり重いので、後で移動する手間がなくなると非常にラクです。
また、中身を書いておくと、使いたいモノを取り出したい時、あちこち開けなくてもすぐに取り出すことができます。
引越しした先ですぐに生活をスムーズに開始できるようにすることがポイントです。

荷ほどきは使用頻度の高いモノから

荷造りとは逆の順序です。よく使うモノから荷ほどきをして収めていきます。
あとは、荷造りしたままの状態だとシワになってしまう衣類や、傷んでしまうようなモノも早めに荷ほどきします。
収納する空間が変わりますので、前と同じように収められないことも多いと思います。
よく使うモノを優先的に出し入れしやすい場所に収めていきます。
この時、モノがしっかり分類されていると、スムーズに収納していくことができます。
あちこちに分散しちゃっている荷造りだと、ハコを開けるたびに「これはこっち、あれはあっちにいれなくちゃ」と言って付け足し付け足しで詰め込んでしまい、使いにくい収納になってしまいます。
このようなことからも、最初の荷造りの段階がとても重要なのです。
荷造り前の整理と分類をしっかり行っていれば、荷ほどき後の収納はそんなに時間がかからないはずです。

引越しの時に使ったダンボールは処分!

引越し屋さんからもらったダンボールは新品でデザインも素敵だし、丈夫で大きさも色も揃っているので、そのまま収納に使いたくなるかもしれません。
しかしそれはおすすめしません。一度外に出たダンボールは汚れているからです。トラックに積んでいる間や運ぶ時は地面に直置きしているので不衛生です。
さらに紙を好んで卵を産み付ける虫もいますので、外に出ている間に付着していたら厄介なっことになります。
転居先で中身を出したらすぐに資源回収などに出しましょう。
基本的に紙類の収納用品は避けたほうがいいと言われていますが、ダンボール収納は安価ですし、使わなくなったら処分もしやすいので便利です。

使用する際は、新品のストレージボックスなどを利用すると良いです。上記のような100均のボックスもあります。

引越しした先でも整理の気は緩めない

特に新築で新居に引越しの場合は、家の中は何もかもが新しいピカピカのものばかりです。
前のお住まいから引き継いだモノが古ぼけて見えてしまい、合わないと感じることもあります。
時計などの飾るモノや、食器などもそうです。
せっかく新しいお家なのですから「合わない」と感じた場合は、入れ替えしても良いのではないかと思います。
それ以外にも、やはり不要となるモノが出てくることもあります。
モノをたくさん動かす「引越し」という貴重なタイミング、素敵な暮らしのために、気を緩めずにしっかりと整理していきましょう。


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