昨年の暮れにカッティングシートを使って本棚をリメイクしたのでご紹介します。
上記の画像のように書類を個別フォルダに挟んでファイルボックスに入れて、それを本棚に収納していました。
ファイリングキャビネットを導入したので使わなくなったので、手放すことも考えたのですが、どうしてもやってみたいことありました。
それは、カッティングシートを使って色を変えることです。
動画などで調べると、色を変えたい時は、カッティングシートを本棚全体に貼ってリメイクするようです。
「かんたん」とご紹介されていますが、なにせ手先が器用ではないので、自分にとってはかんたんではなさそうだしうまくできる自信はまったくなし。
でも「やってみたい」という気持ちが強く、半年くらい考え続けてカッティングシートをついに購入しました。
本棚のサイズは幅80㎝×高さ180cm×奥行き45㎝です。
シートは白で光沢のあるタイプにしました。60㎝幅を20mメートルほど購入。失敗を想定して多めに用意。金額は1万円弱です。
大失敗して使い物にならず、全てムダになる可能性もあることに1万円をかけるのはなかなか決断が必要でした。
届いたシートにはホルダーがセットされていて、横から見るとシートが浮いています。
これだと床につかないので傷つく心配がなさそうですね。感心して眺めておりました。
裏は全体にシールが付いているので剥がして貼り付ければ良いだけです。しかもマス目がついているのでカットもしやすそうです。
これだけ至れり尽くせりでも、不器用な私はきっとうまく貼ることができないでしょう。
届いてからさらに動画などを見てコツなどを勉強し、1か月ほどあたためておりました。
最初に扉を外します。繰り返しになりますが、手先が器用じゃない私にとって扉を外す作業だけでもなんだか四苦八苦。
前途多難の予感が濃厚です。
ドライバーでネジをひとつずつ外していきます。
外すということは、終わったら付ける作業が同じ数だけあるんだよなぁ・・とちょっと憂鬱になりながら進めます。
こういう時インパクトドライバーが欲しいなと思います。
扉が無事に外れて本体を横に倒します。
まず内側から貼っていくのが良いだろう・・ということで、いよいよ貼り付けです。
コツもいまいちわからんし、細かいところも悩むしで、作業は難航します。
↑ここも面倒くさがらずに外せばよかったと貼りながら思いました。
外側の広い面に入ります。ここは目につくところなので綺麗に貼りたいところ。
自分でも驚くほど集中して飲まず食わず休憩せずで時間が経過します。
作業に熱中して撮影もだんだんしなくなってきました。
空気が入り込まないようにシールを剝がしながらシートを貼りつけていきます。
それでもできてしまった気泡は針で刺して空気抜きをします。
この作業、何度も繰り返しました。
本体を貼り終えるまで10時間くらいかかってしまいました。
上手な人は半分くらいの時間で済むと思います。
貼り付け用のヘラみたいなやつは用意していませんでした。
代わりにタオルと三角定規を使いました。このふたつのおかげでなんとか事足りましたが、ヘラはあったほうが良いです。
あと、途中でカッターの刃を取り替えたらカットする作業が驚くほどスムーズになりました。
というか、切れないカッターでも「こういうもの」と思って、なんの疑問にも思わずにやりにくい作業をしていた鈍感さに我ながら呆れました。
道具は重要ですね。
この棚は台所関係のストック置き場にします。
今まで今まであまり熱心にやっていなかったローリングストックをこれで試してみようと思います。
食品と雑貨の備蓄を循環させながら在庫管理していきます。
扉の取っ手部分は引っ込んでいる作りです。シートをキッチリ貼れる気がしないので埋めてしまいました。
ダイソーにあるタオルホルダーを使います。
本来の使い方はマグネットシールを貼って冷蔵庫や洗濯機の横のタオル掛けとして使うものです。
それを縦に張り付けて取っ手にしました。
弱いかなと思ったけど、意外と大丈夫です。
近くで見たら雑なところだらけでツッコミどころ満載の出来ですが、それでもなんとか形にできたことで非常に満足です。
不器用な私でもなんとかできたので、多くの方はもっとかんたんにできると思います。